Japanese
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臨床報告
上腰ヘルニアに対してダイレクトクーゲルパッチ®による後腹膜腔鏡下修復術を行った1例
A case of superior lumbar hernia repaired by retroperitoneoscopic surgery using a Direct Kugel Patch®
山岡 延樹
1
,
宮川 公治
1
,
矢田 善弘
1
,
相良 幸彦
1
Nobuki YAMAOKA
1
1西陣健康会堀川病院外科
キーワード:
上腰ヘルニア
,
ダイレクトクーゲルパッチ®
,
内視鏡下手術
Keyword:
上腰ヘルニア
,
ダイレクトクーゲルパッチ®
,
内視鏡下手術
pp.1309-1314
発行日 2009年9月20日
Published Date 2009/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102710
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はじめに
腰部には解剖学的な抵抗減弱部として上腰三角(Grynfelt-Lesshaft triangle)や下腰三角(Petit's triangle)が存在することが知られているが1),日常診療においてこの部位に発生したヘルニアに遭遇することは稀である,
今回,われわれは左上腰ヘルニアの1例を経験し,ダイレクトクーゲルパッチ®を用いて後腹膜腔鏡下に修復を行って良好な結果を得たので報告する.
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