Japanese
English
症例
腹腔鏡下に腹腔内アプローチで修復した特発性上腰ヘルニアの1例
A case of idiopathic superior lumbar hernia repaired by laparoscopic and transabdominal preperitoneal approach using a Bard Ventralight ST
森 貴志
1
,
宮地 孟
1
,
久保田 友紀
1
,
去川 秀樹
1
,
針金 幸平
1
,
宮前 拓
1
T. Mori
1
,
H. Miyaji
1
,
Y. Kubota
1
,
H. Sarukawa
1
,
K. Harigane
1
,
T. Miyamae
1
1JMA海老名総合病院外科
キーワード:
腹腔鏡下ヘルニア修復
,
上腰ヘルニア
,
腹腔内アプローチ
Keyword:
腹腔鏡下ヘルニア修復
,
上腰ヘルニア
,
腹腔内アプローチ
pp.708-712
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_708
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに 腰部には腰三角という解剖学的抵抗減弱部が存在するが,この部位にヘルニアが発生することはまれであり1),腹腔鏡手術による修復の報告も少ない.本稿では,ヘルニア門が確認しやすく鉗子制限も少ない,また消化器外科にとって慣れた腹腔鏡下の腹腔内アプローチを選択し,メッシュ(Bard Ventralight ST:BD社)による修復で良好な結果を得た1例を経験したため報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2022