脊椎疾患における鑑別診断と治療法選択の根拠
治療法選択とその根拠 腰椎 脊柱管狭窄 腰部脊柱管狭窄症に対する後方除圧手術における非固定成績不良例の検討 固定術の適応について
古賀 昭義
1
,
徳橋 泰明
,
龍 順之助
1日本大学 整形外科
キーワード:
再手術
,
脊柱管狭窄
,
脊椎固定術
,
脊椎すべり症
,
椎弓切除術
,
腰椎
,
外科的減圧
,
治療成績
Keyword:
Lumbar Vertebrae
,
Laminectomy
,
Spinal Fusion
,
Spinal Stenosis
,
Spondylolisthesis
,
Reoperation
,
Treatment Outcome
,
Decompression, Surgical
pp.224-230
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2007024958
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1995年以降に腰部脊柱管狭窄症に対して後方除圧術を行い術後2年以上経過観察しえた89例を治療成績良好群64例と成績不良(再手術に至った)群25例に分けて患者背景やX線所見を比較し、成績不良の要因について検討した。統計学的解析の結果、有意な要因として「中心部または外側部の除圧不足」「術後の前屈時後方開大程度の進行」「術前の他覚的神経障害の程度」「脊柱管狭窄症の病型(混合型・馬尾型)」が抽出された。
©Nankodo Co., Ltd., 2006