脊椎疾患における鑑別診断と治療法選択の根拠
治療法選択とその根拠 腰椎 変性すべり 腰椎変性すべり症の術後成績と満足度 固定群・非固定群の比較
山崎 健
1
,
村上 秀樹
,
吉田 知史
,
佐藤 和宏
,
嶋村 正
1岩手医科大学 整形外科
キーワード:
X線診断
,
MRI
,
脊柱管狭窄
,
脊椎固定術
,
脊椎すべり症
,
腰椎
,
患者の満足度
,
前向き研究
,
外科的減圧
,
治療成績
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Lumbar Vertebrae
,
Prospective Studies
,
Radiography
,
Spinal Fusion
,
Spinal Stenosis
,
Spondylolisthesis
,
Treatment Outcome
,
Patient Satisfaction
,
Decompression, Surgical
pp.200-206
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2007024954
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腰部脊柱管狭窄症を伴う腰椎変性すべり症に対して部分椎弓切除+経椎弓根スクリュー法+後方経路椎体間固定術+後側方固定術を行った20例(固定群)と内側椎間関節切除+肥厚黄色靱帯切除+硬膜管と神経根の剥離・除圧術を行った20例(非固定群)の成績を比較検討した。JOAスコアの改善率に有意差は認めなかった。患者満足度は非固定群のほうが高かった。満足した理由として最も多かったのは「歩きやすくなった」であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2006