脊椎疾患における鑑別診断と治療法選択の根拠
治療法選択とその根拠 腰椎 変性すべり 腰椎変性すべり症に対する後方除圧単独手術の臨床成績
安井 啓悟
1
,
伊東 学
,
鐙 邦芳
,
小谷 善久
,
奥村 潤一郎
,
本間 信吾
,
室田 栄宏
,
原 則行
,
三浪 明男
1岩見沢市立総合病院 整形外科
キーワード:
X線診断
,
質問紙法
,
脊柱管狭窄
,
脊椎すべり症
,
腰椎
,
外科的減圧
,
治療成績
Keyword:
Lumbar Vertebrae
,
Radiography
,
Surveys and Questionnaires
,
Spinal Stenosis
,
Spondylolisthesis
,
Treatment Outcome
,
Decompression, Surgical
pp.189-193
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2007024952
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1993~2003年に当科および関連施設で後方除圧単独手術を行い術後1年以上経過観察しえた79例の臨床成績について検討した。結果、後方除圧単独であっても高齢患者や活動性の低い症例、腰痛が軽度な症例などを適応とすれば満足できる成績を得られることが確認された。また、適切な手技で除圧術を施行すれば、術後すべりが増強しても臨床成績の悪化にはつながらないことが示唆された。
©Nankodo Co., Ltd., 2006