発行日 2009年5月1日
Published Date 2009/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2009234174
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症例1(74歳男性)。腹痛、食欲低下を主訴とした。症例2(45歳男性)。左側腹部痛を主訴とした。両症例とも明らかなホルモン機能性は認めなかったが、MRI T1強調画像で低信号、T2強調画像で高信号の造影効果を呈したことから褐色細胞腫が否定できなかった。また、症例1では副腎腫瘍か副腎外腫瘍かの局在診断が困難であった。そこで、手術を施行したところ、術後の病理診断ではいずれも良性の後腹膜神経鞘腫であった。
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