メタボリックシンドローム どう診断し、どう対処するか
メタボリックシンドロームの病態と診断 耐糖能障害/2型糖尿病
目黒 周
1
1東京都済生会中央病院 内科
キーワード:
Insulin
,
Glycosylated Hemoglobin A
,
遊離脂肪酸
,
絶食
,
糖尿病-2型
,
糖負荷試験
,
耐糖能障害
,
メタボリックシンドローム
,
腫瘍壊死因子アルファ
,
Adipokines
,
1,5-Anhydroglucitol
,
Glycosylated Serum Albumin
,
空腹時血糖値
,
ホメオスタシスモデルアセスメント
Keyword:
Diabetes Mellitus, Type 2
,
Fasting
,
Fatty Acids, Nonesterified
,
Insulin
,
Glucose Tolerance Test
,
Glycated Hemoglobin A
,
Tumor Necrosis Factor-alpha
,
Glucose Intolerance
,
Metabolic Syndrome
,
Adipokines
,
1,5-anhydroglucitol
,
Glycosylated Serum Albumin
pp.27-30
発行日 2007年1月1日
Published Date 2007/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2007160112
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メタボリックシンドロームにおける耐糖能障害/2型糖尿病は、内臓脂肪蓄積により生じたインスリン抵抗性を膵β細胞が代償できなくなった状態であり、非常に幅の広い領域を含んでいる。さまざまな臨床指標を用いて、インスリン分泌/インスリン抵抗性を推測していく。心血管病のリスクとして食後高血糖をどのように捉えるべきか、メタボリックシンドロームとの異同について検討を要する。現在のメタボリックシンドロームの診断基準に関して議論はあるが、今後育てていくべき概念であろう。
©Nankodo Co., Ltd., 2007