発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2003038616
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23歳女.帰宅途中の電車内で10分程度の居眠りをし起きたところ頸部圧迫感と胸痛が出現した.その後症状が増悪したため受診し,胸部X線像から皮下気腫を伴う縦隔気腫と診断した.原因検索のため精査を行ったが,食道造影で異常所見は認められず,胸部CT所見等と考え合わせ特発性縦隔気腫と診断した.症状は3日間で軽快し,胸部X線上異常所見も消失した
©Nankodo Co., Ltd., 2002