特集 姿勢異常と疼痛
成人脊柱変形患者における疼痛関連QOLと手術介入時の留意点
片柳 順也
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 第一整形外科
キーワード:
下肢
,
術前評価
,
生活の質
,
脊椎骨折
,
脊柱後彎症
,
脊柱変形
,
脊椎固定術
,
疼痛
,
疼痛測定
,
腰痛
,
重症度指標
,
背痛
,
周術期管理
,
視覚アナログ尺度
,
疼痛管理
Keyword:
Back Pain
,
Kyphosis
,
Pain Measurement
,
Pain
,
Quality of Life
,
Severity of Illness Index
,
Spinal Curvatures
,
Spinal Fusion
,
Spinal Fractures
,
Low Back Pain
,
Perioperative Care
,
Lower Extremity
,
Pain Management
,
Visual Analog Scale
pp.1298-1308
発行日 2019年12月19日
Published Date 2019/12/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2020084908
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医療行為の治療効果判定として,多くの領域で患者立脚型アウトカムに基づく健康関連QOL(HRQOL)の重要性が広く受け入れられており,この潮流は成人脊柱変形(ASD)治療においても例外ではない。本稿前半ではASD手術患者のHRQOL,特に疼痛関連QOLに注目して手術計画時の留意点について解説し,後半では周術期・術後のピットフォールについて,疼痛軽減というアウトカムを意識した診療の重要性を強調して解説する。
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