経験と考察
L5/S1椎間板外側型ヘルニアに対する経皮的内視鏡下椎間板切除術
浦山 茂樹
1
,
出沢 明
,
船戸 貴宏
,
橋口 津
,
北川 泰啓
,
水野 昭平
1水野記念病院 整形外科
キーワード:
Indigo Carmine
,
Iohexol
,
Lidocaine
,
X線透視検査
,
下肢
,
局所麻酔
,
硬膜外麻酔
,
MRI
,
X線CT
,
椎間板ヘルニア
,
疼痛
,
疼痛測定
,
内視鏡法
,
治療成績
,
経皮的椎間板切除
,
Ropivacaine
,
視覚アナログ尺度
Keyword:
Anesthesia, Conduction
,
Anesthesia, Epidural
,
Fluoroscopy
,
Endoscopy
,
Intervertebral Disc Displacement
,
Iohexol
,
Lidocaine
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Indigo Carmine
,
Pain
,
Pain Measurement
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Treatment Outcome
,
Diskectomy, Percutaneous
,
Lower Extremity
,
Visual Analog Scale
,
Ropivacaine
pp.1037-1042
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2016017280
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L5/S1椎間板外側型ヘルニアに対し経皮的内視鏡下椎間板切除術を施行した6例の治療成績を検討した。対象は全例男で、平均年齢42歳、平均追跡期間8.7ヵ月であった。手術は全例後側方アプローチで行った。平均手術時間は77分、出血量は少量で、合併症はなかった。頭側移動した5例のヘルニアはすべて遊離していた。全例で術直後より下肢痛は著明に軽減し、神経麻痺も改善したが、1例はヘルニア取り残しのために術後3週で再手術を要した。術後に不安定性を生じた症例はなく、JOAスコアは術前平均15.5点から最終観察時28.7点に改善し、改善率は98%であった。VASは術前平均6.5cmから0cmとなり、全例で下肢痛は消失した。
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