発行日 2013年6月1日
Published Date 2013/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2013257551
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18歳女。左上肢のしびれ、筋力低下を主訴とした。X線像で左肺尖部に腫瘤様陰影を認め、腫瘍はMRIのT1低信号、T2高信号で造影効果を認め、Th1-Th2椎間孔と連続性を認めた。砂時計腫の診断で、胸腔鏡下に腫瘍前方の周囲組織と剥離を行った後に後方アプローチによる全摘手術を行った。術後2日目に胸腔ドレーンを抜去し離床を開始した。最終病理診断は神経鞘腫であり、悪性所見は認めなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013