発行日 2012年8月1日
Published Date 2012/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2012360389
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当院ではTHA術前のDVTスクリーニング法としてDダイマー値の測定を行っており、測定にはラテックス免疫比濁法(リアスオート・Dダイマーネオ)を用いている。今回、2009年4月以降にセメントTHAを施行した症例のうち術前Dダイマー値が基準値(≦1.0μg/ml)を超えていた99例のデータをもとに、術前のDVT検出におけるDダイマーのカットオフ値について検討した。その結果、カットオフ値を1.95μg/mlに設定することで検出感度84.2%、特異度62.7%となった。
©Nankodo Co., Ltd., 2012