発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005249574
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11歳男.踵部痛の後に発熱と局所の熱感・発赤が出現し,MRIで骨髄炎と診断された.抗生物質を投与したが膿様の穿刺液が吸引され,培養でMRSAが検出されたため抗生物質を変更したが効果なく,手術を施行した.骨端核の除去と感染肉芽の郭清後にドレーン留置を行い,術後1週間で症状は消失した.術後15ヵ月経過現在,再発はみられず,骨端核除去部分の上方に骨化がみられた
©Nankodo Co., Ltd., 2005