発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005249573
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15歳女.6歳時,誘因なく歩行時左足痛が出現したが早々に軽快し,14歳時に再度同様の症状が出現し,扁平足の診断で保存的治療を受けたが改善しなかった.画像検査により骨嚢腫様病変を伴う舟状骨-第1楔状骨間癒合症と診断し,同部切除,嚢腫部分を含む自家骨移植による関節固定術を施行した.病理組織所見で癒合部位には軟骨組織を認め,嚢腫壁には類骨のみを認めた.いずれの部位にも炎症細胞は認めなかった
©Nankodo Co., Ltd., 2005