発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003308705
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61歳女.24年前に関節リウマチに罹患し本人の希望にて消炎鎮痛薬内服のみで加療していたところ上気道炎症状が出現するも約2ヵ月半放置し,多発関節痛と見当識障害が出現したことから家人に付き添われて受診し,化膿性関節炎及び敗血症性ショックの疑いにて入院となった.精査により右膝・左肘・右母指関節,髄液及び動脈血より肺炎球菌が検出され,同菌による多発性化膿性関節炎及び髄膜炎と診断し,セフトリアキソン(CTRX)を投与し改善した
©Nankodo Co., Ltd., 2003