発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003308703
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36歳男.5年前から左膝痛を自覚していたがクリーニング店の棚の仕分けの際に頻回にジャンプ動作を繰り返していたところ,仕事中に転倒したことを契機に症状が増悪し,起立不能となった.精査により左膝蓋腱の完全断裂と診断し手術を行った.この時から右膝痛も自覚していたためMRIを行い,右膝蓋骨下極付近の腱内に異常所見を認め,運動制限を行った.しかし,通院を自己中断し約5年5ヵ月後に仕事中に転倒し右膝痛が増強し起立不能となり,右膝蓋腱断裂と判明し腱縫合術を行った
©Nankodo Co., Ltd., 2003