発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002150223
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35歳男,27歳女,18歳男,38歳女.いずれも比較的軽微な外傷を契機に発症しており,3例は交通事故後の発症であった.臨床症状は3例で,血腫の存在する脊髄支配領域の急激な根性痛で始まり,運動麻痺,知覚障害の順で進行して膀胱直腸障害をきたすという同様の経過がみられた.診断には特にMRIが有用であった.4例とも早期に麻痺の改善傾向がみられたため保存的に経過を観察し,概ね良好な経過が得られた
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