発行日 2002年1月1日
Published Date 2002/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002133034
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52歳女.サンダルを履いた右足をスーパーマーケットの台車に巻き込まれて,右第2趾の腫脹と疼痛が出現した.骨折を指摘され入院となった.受傷後6日に観血的整復固定術を施行した.術直後のX線像で関節の適合性,骨片の整復位は共に良好であった.術後1日より患肢heel gaitで両松葉杖歩行を開始し,術後8週で全荷重歩行を許可した.術後11週のX線像でも骨片の固定性良好で転位を認めず,現在,趾の疼痛,可動域制限はなく,日常生活に不自由していない
©Nankodo Co., Ltd., 2002