発行日 2001年4月1日
Published Date 2001/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2001194564
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アテトーゼ頸髄症(athetoid myelopathy)は通常の頸髄症とは異なりアテトーゼ運動による動的狭窄因子が主因で,脊柱管前後径に比較して脊髄の萎縮が高度であるという特徴があった.アテトーゼ頸髄症の手術は術後の後彎変形の予防と確実な固定術が重要で,観音開きの椎弓形成術に後方固定術,胸鎖乳突筋解離術,パッド付halo vestを併用し,術前に後彎の明らかな(10°以上)症例には術後の後彎の進行を予防する為に前方固定術を併用すべきである
©Nankodo Co., Ltd., 2001