発行日 2001年3月1日
Published Date 2001/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2001175913
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ミエロCTから求めた椎間孔入口部の狭窄度は,神経根障害の高位診断に有用と考えられた.椎間孔入口部狭窄が強いほど,根嚢部線維組織による神経根障害が生じやすい.根嚢部線維組織が神経根症発現に直接関与する可能性は低いが,椎間孔入口部狭窄例では術後C5-C6麻痺の原因など,二次的な神経根障害因子として作用する危険性があると考えられた
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