発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016402981
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61歳男性。突然の心窩部痛を主訴に受診となった。腹部造影CTでは腸間膜にwhirl signを認め、絞扼性腸閉塞と診断のもと緊急手術が行われた。開腹所見では乳び腹水を伴う絞扼性腸閉塞が確認された。以後、270°捻転した腸管を解除し、Douglas窩にドレーンを挿入、腹水生化学検査にてTGは399mg/dlであった。尚、術後経過は良好で、術後2日目よりドレーンは漿液性となり、5日目にドレーンを抜去し、8日目に軽快退院となった。
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