発行日 2016年6月1日
Published Date 2016/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016351581
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49歳男性。肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術(RFA)から10ヵ月目に腹痛が出現、著者らの施設へ救急搬送となった。緊急入院後、臨床経過や腹部造影CT所見より、RFAが原因の右横隔膜ヘルニア嵌頓と診断され、緊急で腹腔鏡下修復術が施行された。その結果、術後の経過は良好で、患者は術後8日目に退院となった。目下、術後1年経過で肝細胞癌ならびに横隔膜ヘルニアの再発はみられていない。
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