Stage IV胃癌に対する外科治療戦略 切除可能なStage IV胃癌に対する外科治療
胃癌肝転移の外科治療
山下 洋市
1
,
沖 英次
,
辻田 英司
,
佐伯 浩司
,
山本 学
,
吉住 朋晴
,
森田 勝
,
藤 也寸志
,
馬場 秀夫
,
前原 喜彦
1国立病院機構九州がんセンター 肝胆膵外科
キーワード:
胃腫瘍
,
肝切除
,
肝臓腫瘍
,
コホート研究
,
後向き研究
,
多施設共同研究
Keyword:
Hepatectomy
,
Liver Neoplasms
,
Retrospective Studies
,
Stomach Neoplasms
,
Multicenter Studies as Topic
,
Cohort Studies
pp.363-367
発行日 2016年4月1日
Published Date 2016/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016193400
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われわれは,胃癌肝転移に対する外科治療の適応を,「単発かつN0/N1」としている.それ以外はすべて化学療法を適応する.胃癌肝転移の外科治療適応のボーダーラインと考えられる症例(肝転移個数が少数かつN2までなど)に対しては,化学療法で病勢コントロールが得られた症例[著効(CR)/有効(PR)/安定(SD)]に対して,R0切除が見込める場合は外科治療が適応されうると考えている.
©Nankodo Co., Ltd., 2016