発行日 2016年2月1日
Published Date 2016/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016139121
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症例1は64歳男で、左下腿腓腹部の痛み、間欠性跛行を主訴とした。症例2は66歳男で、左臀筋跛行を主訴とした。精査の結果、いずれの症例も大動脈腸骨動脈閉塞性疾患と診断し、下肢血行再建と同時に内腸骨動脈の血流を温存するため人工血管による解剖学的バイパス術(ABEIA bypass)を行った。いずれも術後経過は良好で、術後症状は著明に改善した。
©Nankodo Co., Ltd., 2016