大腸癌イレウスの治療と問題点
大腸癌イレウスの診断
佐々木 一晃
1
,
大野 敬祐
,
今野 愛
,
高原 文治
,
三浦 亮
,
及能 拓朗
1日本海員掖済会小樽掖済会病院 外科
キーワード:
減圧
,
ステント
,
大腸腫瘍
,
腸閉塞
,
年齢分布
,
三次元イメージング
,
MPR (Multiplanar Reconstruction)
,
イレウス管
,
腹部CT
Keyword:
Decompression
,
Intestinal Obstruction
,
Colorectal Neoplasms
,
Stents
,
Age Distribution
,
Imaging, Three-Dimensional
pp.1499-1506
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016074361
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大腸癌イレウスは,迅速な診断のうえすみやかに治療を開始しなければならない.また,多くは進行度III,IVの著しく進行した症例であった.さらに腫瘍より口側大腸の検索も多発癌などの病変を把握するため必要である.これら多くの情報を一度の検査で可能とする手段として,CTの活用が有用である.また,全身状態の改善や病状の把握にイレウス解除が必要であるが,その後の口側腸管検索としての3D-CTについて報告する.
©Nankodo Co., Ltd., 2015