大腸癌イレウスの治療と問題点
大腸癌イレウスの病態と臨床病理学的特徴
園田 洋史
1
,
田中 敏明
,
川合 一茂
,
渡邉 聡明
1東京大学 腫瘍外科・血管外科
キーワード:
X線診断
,
S状結腸腫瘍
,
大腸内視鏡法
,
結腸腫瘍
,
大腸炎
,
大腸腫瘍
,
腸閉塞
,
直腸腫瘍
,
後向き研究
,
下行結腸
,
上行結腸
Keyword:
Colitis
,
Colonic Neoplasms
,
Colonoscopy
,
Intestinal Obstruction
,
Radiography
,
Retrospective Studies
,
Sigmoid Neoplasms
,
Rectal Neoplasms
,
Colorectal Neoplasms
,
Colon, Ascending
,
Colon, Descending
pp.1495-1498
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016074360
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大腸癌イレウスは,閉塞状態がもたらす低栄養状態・電解質異常などをはじめとして,その臨床像・病理学的特徴は通常の大腸癌と比較して特徴的である.閉塞性大腸癌に伴うイレウスの治療に際しては,これら臨床病理学的特徴を理解することが肝要である.本稿では,閉塞性大腸癌の病態ならびに,その特異な臨床像である閉塞性大腸炎とともに,臨床病理学的特徴について概説する.
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