臨床経験
乳腺悪性リンパ腫の診断
小松 誠
1
,
上條 剛志
1穂高病院 外科
キーワード：
腫瘍多剤併用療法
,
MRI
,
乳房腫瘍
,
マンモグラフィー
,
針生検
,
リンパ腫-びまん性大細胞型B細胞性
,
乳房超音波診断
,
陽電子放射型断層撮影
,
CHOP Protocol
Keyword:
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Breast Neoplasms
,
Biopsy, Needle
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Mammography
,
Ultrasonography, Mammary
,
Lymphoma, Large B-Cell, Diffuse
,
Positron-Emission Tomography
,
VAP-cyclo Protocol
pp.1048-1052
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016017269
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症例1:59歳女、症例2:66歳女で、各々右乳腺腫瘤、左乳腺腫瘤を主訴とした。いずれの症例も超音波、マンモグラフィでは悪性リンパ腫のみならず、悪性疾患を疑うことができなかった。MRIにより悪性疾患を、PETにより悪性リンパ腫を疑い、針生検の免疫染色にて乳腺悪性リンパ腫の診断が可能であった。診断後はいずれもCHOP療法を施行し、現在生存中である。
©Nankodo Co., Ltd., 2015
