若手外科医必読 ヘルニア手術の最前線 鼠径部ヘルニア
ヘルニア術後合併症
枝元 良広
1
,
三原 史規
,
黒川 敏昭
,
橋本 政典
1国立国際医療研究センター病院 外科
キーワード:
外科用メッシュ
,
皮下出血
,
術後痛
,
鼠径ヘルニア
,
腹部外傷
,
膀胱疾患
,
出血-術後
,
補綴関連感染症
,
漿液腫
,
慢性疼痛
,
ヘルニア縫合術
Keyword:
Abdominal Injuries
,
Urinary Bladder Diseases
,
Ecchymosis
,
Hernia, Inguinal
,
Pain, Postoperative
,
Surgical Mesh
,
Prosthesis-Related Infections
,
Postoperative Hemorrhage
,
Seroma
,
Chronic Pain
,
Herniorrhaphy
pp.1019-1023
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015377930
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鼠径部ヘルニア手術は外科医の基本的な手術方法とされるものの,多様な手術方法の存在と,それに伴う合併症の複雑さが特徴的な,永遠に興味の尽きない手術である.現在メッシュを使用しない手術方法はまれであり,メッシュの留置部位とそのアプローチから前方アプローチ,後方アプローチ,腹腔鏡下手術方法として,術式の特徴と合併症をまとめた.また主要な合併症の特徴的画像を含めて,その対策を説明する.
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