肝門部胆管癌の治療戦略2013
肝門部胆管癌に対する内科的治療の進歩
佐々木 隆
1
,
伊佐山 浩通
,
小池 和彦
1東京大学 消化器内科
キーワード:
Cisplatin
,
ステント
,
生存率
,
多剤併用療法
,
胆管腫瘍
,
放射線療法
,
Klatskin腫瘍
,
治療成績
,
Gemcitabine
Keyword:
Bile Duct Neoplasms
,
Cisplatin
,
Drug Therapy, Combination
,
Radiotherapy
,
Stents
,
Survival Rate
,
Treatment Outcome
,
Klatskin Tumor
,
Gemcitabine
pp.475-478
発行日 2013年5月1日
Published Date 2013/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013255221
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肝門部胆管癌に対しては可能な限り外科切除を検討するが,拡大切除を要するために,腫瘍因子のみならず患者因子(高齢や併存疾患など)によって非切除となるケースも存在する.そのような場合も含め,非切除例では抗腫瘍療法を検討することとなるが,そのうえで適切なドレナージは不可欠となる.近年の内視鏡技術の進歩により,より複雑なドレナージも可能となってきている.また抗腫瘍療法の進歩も相まって,非切除肝門部胆管癌の予後も改善してきている.
©Nankodo Co., Ltd., 2013