発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004096676
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肝門部胆管癌は早期から黄疸で発症し,その解剖学的特徴から周囲の大血管に容易に浸潤するため切除は困難となることが多い.しかし,その増殖は発見時には局所に限局していることも多いために局所治療が有効な癌腫でもある.治療の基本は切除と考えるが,術前の画像診断を適切に行い切除不能と判断される症例に対して,当科では胆道ステントと胆管腔内照射,化学療法を組み合せた集学的治療を行っている.患者のQOLと在院日数短縮に寄与する治療法と考える
©Nankodo Co., Ltd., 2003