局所高度進行直腸癌のすべて
局所高度進行直腸癌に対する化学療法 切除不能例に対する化学療法
坂本 快郎
1
,
宮本 裕士
,
尾崎 宣之
,
石本 崇胤
,
岩槻 政晃
,
岩上 志朗
,
馬場 祥史
,
吉田 直矢
,
渡邊 雅之
,
馬場 秀夫
1熊本大学 消化器外科
キーワード:
肝切除
,
肝臓腫瘍
,
抗腫瘍剤
,
腫瘍多剤併用療法
,
直腸腫瘍
,
治療成績
,
分子標的治療
,
IFL Protocol
,
FOLFOX Protocol
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Hepatectomy
,
Liver Neoplasms
,
Rectal Neoplasms
,
Treatment Outcome
,
Molecular Targeted Therapy
,
Folfox Protocol
,
IFL Protocol
pp.277-281
発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013136076
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直腸周囲には多くの隣接臓器があるため,進行直腸癌では周囲臓器へ直接浸潤をきたし技術的・解剖学的に切除不能となることがある.近年,切除不能進行再発大腸癌に対する化学療法の進歩はめざましいものがあり,無増悪生存期間および全生存期間の延長が期待できるようになってきている.本稿では,切除不能局所進行直腸癌に対する化学療法について,その適応と施行上の留意点,治療法選択の根拠について概説する.
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