肝内胆管癌と細胆管細胞癌
治療 肝内胆管癌の集学的治療
小西 大
1
,
高橋 進一郎
,
木下 敬弘
,
後藤田 直人
,
加藤 祐一郎
1国立がん研究センター東病院 上腹部外科
キーワード:
肝切除
,
肝内胆管
,
抗腫瘍剤
,
腫瘍再発
,
胆管癌
,
胆管腫瘍
,
アジュバント化学療法
,
集学的治療
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Bile Duct Neoplasms
,
Bile Ducts, Intrahepatic
,
Combined Modality Therapy
,
Hepatectomy
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
Cholangiocarcinoma
pp.1179-1182
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013010720
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肝内胆管癌切除例の成績は満足のいくものではなく、集学的治療の確立が重要である。切除後再発治療においては、単発例を中心に切除療法が良好な成績を示しており、またラジオ波焼灼療法(RFA)も選択肢としてあげられる。切除不能癌に対しては近年全身化学療法が集学的治療の重要な役割を担っており、gemcitabine+cisplatin(GC療法)が第一選択となっている。しかし周術期の補助療法に関してはエビデンスのある成果はみられず、標準治療は確立されていない。
©Nankodo Co., Ltd., 2012