必読 最新の肝切除(その1)
最新の肝予備能評価
平田 公一
1
,
水口 徹
,
藤森 研司
,
川本 雅樹
,
目黒 誠
,
木村 康利
,
今村 将史
,
山口 洋志
,
佐々木 賢一
,
長谷川 格
1札幌医科大学 第一外科
キーワード:
肝切除
,
肝機能検査
,
放射性核種イメージング
,
Technetium Tc 99m DTPA Galactosyl HSA
,
組織弾性イメージング
,
コンパートメントモデル
Keyword:
Hepatectomy
,
Liver Function Tests
,
Radionuclide Imaging
,
Elasticity Imaging Techniques
,
Technetium Tc 99m DTPA-galactosyl-human Serum Albumin
pp.356-362
発行日 2010年4月1日
Published Date 2010/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010147105
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最近の肝予備能評価法としての99mTc-GSAシンチグラフィとtransient elastrography(Fibroscan:Echosens社)の臨床成績を紹介した。肝細胞数の絶対値、および肝細胞の機能を考慮した肝切除後の残肝における機能が絶対値として表現されることが望ましいが、いまだ完成された評価法が広く認容されていないのが現状である。上記の2種の評価法は利用方法の工夫により肝予備能評価法となりうる可能性を有しているといえる。
©Nankodo Co., Ltd., 2010