発行日 2008年11月1日
Published Date 2008/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009037041
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58歳男性。患者は右下腹部痛、嘔吐を主訴に近医を受診、急性虫垂炎を疑われ、著者らの施設へ紹介となった。腹部CTにて虫垂粘液嚢腫と診断され、腹腔鏡下手術が行なわれた。腹腔鏡所見では虫垂間膜対側に憩室が認められ、超音波凝固装置を用いて虫垂を切除した。病理組織学的に憩室を合併した虫垂粘液嚢腫と診断され、術後経過は良好で、術後6日目に退院となった。
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