発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006136470
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
生体肺移植は,深刻なドナー不足へ対応するための治療オプションとして,1990年スタンフォード大学のStarnesらにより開始された.本邦においても,1998年岡山大学において最初の両側生体部分肺移植が行われ,2004年末までに45例の手術が行われている.成績は脳死移植と同等またはそれより良好であり,今後も呼吸不全患者に対する救命的治療オプションと位置づけられるであろう
©Nankodo Co., Ltd., 2006