発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006136469
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肺癌の標準術式は肺葉切除および肺門・縦隔リンパ節郭清であり,高侵襲な手術である.肺気腫など慢性閉塞性肺疾患と間質性肺炎/肺線維症などのびまん性肺疾患は,喫煙という共通の因子があるため肺癌に合併しやすい.低肺機能を有する肺癌手術の適応,ならびに特発性間質性肺炎/肺線維症における肺手術後の合併症について概説した.また膠原病に伴う間質性肺炎(膠原病肺)を合併した肺癌手術のリスクについて自験例から検討した
©Nankodo Co., Ltd., 2006