発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005188903
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58歳女.悪性リンパ腫と甲状腺癌の家族歴があり,51歳時に右乳房の腫瘤に気づいたことを契機に右乳癌T2N1aM0(Stage II)の診断にて胸筋温存乳房切除術を行い,術後補助化学療法を施行した.術後7年目に右胸部の皮膚に軽度の色調変化と皮下の示指頭大で可動性のない硬性腫瘤を認めたことから精査をい行い,肋骨に孤立性転移をきたしていることが判明した.胸壁切除術を行い,施行後7年9ヵ月を経過しても無再発で経過中である
©Nankodo Co., Ltd., 2005