発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005102633
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41歳女.11年前,乳癌肝転移に対して肝左葉切除術を施行し,以来,内分泌療法のみで再々発なしに経過している.乳癌肝転移例において肝切除は全身的化学療法や肝動注療法よりも良好な予後が得られると考えられた.その適応については,肝転移巣が単発の症例だけでなく両葉に病変が少数存在するH2例でも肝機能や全身状態に問題がなければ施行可能な場合があると思われた
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