発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005023740
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腹膜播種の外科的治療を用いた集学的治療の現状について述べる.術前化学療法(NIPS)による封じこめ療法,腹膜切除(peritonectomy)による徹底的減量手術,術中腹腔内温熱化学療法(CHPP),術後早期腹腔内化学療法(EPIC)による遺残癌細胞の治療を組み合せて行うことが肝要である.予後にもっとも大きな影響を及ぼす因子は播種の完全切除が行われたか否かであり,感受性のある薬剤の選択も重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2004