Stage IV胃癌に対する外科治療戦略 切除不能胃癌に対する外科治療
腹膜播種に対する腹腔内化学療法を伴う外科治療
藪崎 裕
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1新潟県立がんセンター新潟病院 消化器外科
キーワード:
Cisplatin
,
胃腫瘍
,
胃切除
,
抗腫瘍剤
,
腫瘍播種
,
腹膜腫瘍
,
臨床試験
,
Paclitaxel
,
集学的治療
,
ネオアジュバント療法
,
Docetaxel
,
TS-1
,
腹腔内投与
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Cisplatin
,
Clinical Trials as Topic
,
Combined Modality Therapy
,
Gastrectomy
,
Injections, Intraperitoneal
,
Peritoneal Neoplasms
,
Neoplasm Seeding
,
Stomach Neoplasms
,
Paclitaxel
,
Neoadjuvant Therapy
,
Docetaxel
pp.371-375
発行日 2016年4月1日
Published Date 2016/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016193402
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胃癌腹膜転移に対する全身化学療法の効果は不十分で,これまでは手術の対象外と考えられていた.しかし,全身および腹腔内の化学療法と手術を組み合わせ,術後も同じ化学療法を継続する治療戦略により予後の向上が期待できるようになった.近い将来,腹腔内化学療法を含む集学的治療が日常診療でも施行可能になると期待される.
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