発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004197358
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
これまで,癌の転移を制御するために転移の分子機構に関する様々な研究がなされ,血行性転移のみならずリンパ行性転移の分子機構について多くの知見が蓄積されてきた.そこで,近年注目されている転移関連因子,即ちマトリックスメタロプロテアーゼ,血管新生因子,ケモカイン,グリコサミノグリカン,CD44,分子標的治療薬などについてこれまでの知見をまとめ,今後の新しい治療戦略について概説した
©Nankodo Co., Ltd., 2004