発行日 2003年6月1日
Published Date 2003/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003304849
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81歳女.腹痛,腹部膨満感を主訴とした.press through package(PTP)を誤飲し主訴症状が出現した.PTP誤飲,腹部所見,腹部CT像から,PTP誤飲による穿孔性腹膜炎を疑い緊急手術を施行した.内容物は1つだけ切り離された24×18mmのPTP包装に包まれたカプセル製剤であった.PTPの4角が腸管壁に刺入し,びらん・潰瘍を形成し,対角する2ヶ所で穿孔していた.術後経過良好で,術後24日目に退院となった
©Nankodo Co., Ltd., 2003