発行日 2003年6月1日
Published Date 2003/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003304837
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肝門部胆管癌の外科的治療の歴史と現状について述べた.肝門部胆管癌の外科的切除の歴史は約50年前の局所切除から始まり,40年前より肝葉切除,1970年代より広範肝切除や肝移植が試みられ,1980年代にはいって尾状葉切除の重要性が認識されてきた.その後,門脈合併肝切除術,肝膵十二指腸切除術,肝移植術など手術が拡大されたが,長期手術成績からみてその手術適応が再検討されている.現在,リンパ節郭清の意義に関するprospective studyが当面の課題である
©Nankodo Co., Ltd., 2003