発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005187615
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肝門部胆管癌に対する術前減黄の意義についてのエビデンスレベルの高い検討は少なく,コンセンサスは依然として得られていないのが現状である.胆道ドレナージの意義として,減黄による肝機能改善,胆道精査法,限局性胆管炎治療があげられる.画像診断や周術期管理の進歩に伴って,残存予定肝の片葉ドレナージを行い,肝葉(以上)切除を施行する頻度が高くなっているが,すべての症例に対する一律な減黄の是非は,今後の重要な検討課題であると考えられた
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