発行日 2003年4月1日
Published Date 2003/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003207563
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胆嚢癌の最も重要な予後因子は深達度とリンパ節転移である.胆嚢癌の手術方針はこの二つの重要な予後因子によって大きく左右されるが,それらの正確な切除前診断は必ずしも容易ではない,そこで,著者等は自験例における術前診断の精度をretrospectiveに検討し,その誤診率を認識した上で術中のポイントとなるリンパ節(No.12b,cとNo.13a)の術中迅速診断を加えて,手術方針決定に役立てることができるようになったので,それを紹介した
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