腫瘍の術前・術中診断と術式選択
甲状腺癌の術前・術中診断と術式選択
野口 志郎
1
1野口病院
キーワード:
甲状腺腫瘍
,
甲状腺切除
,
骨腫瘍
,
MRI
,
リンパ行性転移
,
術前診断
,
超音波診断
,
生存率
,
X線CT
,
乳頭状癌
,
肺腫瘍
,
リンパ節郭清
,
外科診断
,
細針生検
Keyword:
Bone Neoplasms
,
Carcinoma, Papillary
,
Diagnostic Techniques, Surgical
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Lung Neoplasms
,
Lymph Node Excision
,
Lymphatic Metastasis
,
Thyroid Neoplasms
,
Thyroidectomy
,
Ultrasonography
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Survival Rate
,
Biopsy, Fine-Needle
pp.205-210
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007136153
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1970~1999年に経験した乳頭癌について、経験と私見を述べた。この間に甲状腺癌の診断は触診がおもな手段から超音波診断、さらに少し遅れて穿刺吸引細胞診が超音波画像を補完するものとして急速に進歩した。また、CT、MRI、超音波診断装置の発達などによって周囲臓器の合併切除なども術前に計画して行うことが可能になった。近年、微小癌の占める頻度が著しく高くなったが、一方では根治手術が不可能な症例の割合はあまりかわっていない。
©Nankodo Co., Ltd., 2007