腫瘍の術前・術中診断と術式選択
食道癌の術中診断と術式選択
幕内 博康
1
1東海大学 外科
キーワード:
胃切除
,
リンパ行性転移
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
リンパ節郭清
,
外科診断
,
食道空腸吻合術
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
食道胃吻合術
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Diagnostic Techniques, Surgical
,
Esophageal Neoplasms
,
Gastrectomy
,
Lymph Node Excision
,
Lymphatic Metastasis
,
Esophagectomy
pp.132-137
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007136142
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食道癌の術式選択は術前診断に基づいて行われるが、それとともに術中診断により術式の変更を行うこともまれではない。術中診断としては、胸膜・腹膜播種、隣接臓器浸潤(合併切除の可否、術前治療の効果)、食道切除断端癌遺残、臓器転移(肺、肝)、リンパ節転移(sentinel node navigation surgery、郭清省略)などにつき行い、その結果により術式の変更を行う。外科手術は常に術中診断、術中判断が要求され、その綿密さが成績を左右している。
©Nankodo Co., Ltd., 2007