発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003054993
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著者等は,過去10年間に1,200例近くの胸腔鏡下手術を行ったが,うち830例が良性疾患であった.術式別では,肺部分切除が最も多かった.部分切除を行うためには自動縫合器が必須であるので,その特性をよく理解して使用する必要がある.又,自動縫合器は高価であるので,自動縫合器に頼らず縫合,結紮を行う技術も身につける必要がある.胸腔鏡下肺葉切除や区域切除も可能となったが,これらの手術を安全に行うためには開胸術で十分なトレーニングを行い,とっさの出血等にも対応できるようにしておかなければいけない
©Nankodo Co., Ltd., 2002