発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003054992
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食道癌に対する胸腔鏡下食道切除郭清術は,標準的開胸手術に比べ疼痛の軽減や術後呼吸機能の改善等の利点を有する.本術式の遠隔成績を標準的開胸術式と比較した場合,著者等の検討では両者は同等であると考えられた.又,安全性の面では導入初期に手術関連死をみたが,次第に術式の安全性は確立されてきた.即ち,本術式は安全性,予後の面から開胸手術と同等で,食道癌の標準術式として確立されうると考える
©Nankodo Co., Ltd., 2002