発行日 2001年10月1日
Published Date 2001/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002077780
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
結核性胸膜炎の既往をもつ93歳女.腹痛と嘔気を主訴とした.腹部単純写真で小腸の拡張像とniveauを認め,腸閉塞と診断したが,病変部の同定はできなかった.イレウスチューブ挿入後6日目の腹部単純写真でも小腸の拡張像,niveauが消失していなかった為緊急手術を行った.手術所見から回腸終末部が腸閉塞の原因部位と判明し,切除標本のPCR検査で腸結核と診断した
©Nankodo Co., Ltd., 2001